奈良県吉野郡天川村
Road Map :R309沿いの川迫ダムを過ぎた辺りの渓谷。
Route Map:遊歩道は無いので、道路から川迫川渓谷を見下ろすだけとなる。
『地域別・日本の滝』 河鹿の滝のコバルトブルーに感激した直ぐ後に、更に綺麗なコバルトブルーを見ることが出来た。
川迫川渓谷
帰宅後、ネットで川迫川渓谷を検索してみたが、遊歩道があるとは出て来なかった。
ネット上では国道からの写真ばかりであったが、子供を沢で泳がせている動画もあったので、探せば沢に下りられる所もありそうだ。 しかし、R309は走りたくない。
川迫川渓谷
こうせがわけいこく
いつ、どこの山に行く時か忘れたが、R309が国道ながら離合出来ない狭い道が延々と続く超酷道であったのは覚えている。 2度と通りたくないと思ったものであるが、
R169沿いにある ”不洞窟鍾乳洞”に行くのにはR309が一番の近道なのだ。
対向車が来ないことを祈りながら誰もが酷道と知ってのことか、対向車は殆ど来ない。
精神的に疲れて来たころ、国道沿いにちょっとした駐車場があり ”天ノ川渓谷”の掲示板が立っていた。 横に流れているのは川迫川なので正しくは
”川迫川渓谷である。
道路から渓谷を見てみると、眼下にコバルトブルーの素晴らしい流れが見えたので、予定外であるが、渓谷に下りられる所を探してみることにした。
カシミールの地図にも出てくる渓谷であるが、
遊歩道があるのかは判らなかった。
'19年、奈良県の滝、鍾乳洞
R309を走っていると、この案内板が目に付いた。
全く知らなかった渓谷であるが、車を停めて覗いてみることにした。
駐車場から渓谷が見られる様には整備されていなかったが、ササの隙間から渓谷を覗いてみると小さな滝が見られた。 ならばとビューポイントを探してみる。
道路から沢までは垂直の崖っぷちで沢に下りることが出来ない。 道路から見るだけでも素晴らしいコバルトブルーを見ることが出来た。
周辺をウロウロして沢に下りられる崖を見付けた。
沢に下り立っても、周辺の岩が大き過ぎて遡上することが出来なかった。
吊橋から見た峡谷は生憎、陰ってしまっていた。 陽当りは重要である。
渓谷見の吊橋ではなかろうが、吊橋に入ってみる。 反対側は通行止になっていた。
もはや渓流瀑と呼べる激しい流れが見られた。
渓流瀑的な流れの滝壺が見事なコバルトブルーを見せてくれた。 あれほどの案内板を立てているなら、名勝個所に名前を付けてよ!
川迫川渓谷の存在はまったく知らなかったし、たまたま、寄って見たのがラッキーであった。もっと付近を散策したかったが、ここより素晴らしい所はあるのだろうか。